最新の訪問歯科情報まとめ
訪問歯科の料金は治療費だけ?
歯の治療を受けたいけれど、高齢などが理由で歯科医院まで行くことができないという方も増えているようです。
そこで、最近は歯科医師が自宅まで訪問して治療を行ってくれる訪問歯科も増えてきているので、自宅で治療を受けたいという方は、利用を検討してみてはいかがでしょうか。
訪問歯科を利用するときに最も気になることは、やはり料金です。
治療費に関しては、どのような治療を受けるかによって費用は異なりますが、訪問診療料も加算されるので、通常よりも高くなることは理解しておかなければいけません。
また、制度で定められている範囲内で交通費がかかる場合があるので、遠方から来てもらう場合はある程度交通費も発生するということも考慮しておきましょう。
全く面識がない歯科医院よりもかかりつけの医院があればそのほうが信頼ができるので、利用を検討しているときは、まず、かかりつけの医院は訪問歯科を行っているかどうかを確認してみてはいかがでしょうか。
訪問歯科の料金にはどのような内容が上乗せになるのか
現在、要介護高齢者が増えるとともに求められている医療の1つが訪問歯科です。
関連団体によるデータではニーズに比べて4%以下の充足率とも言われており、絶対的な不足が指摘されています。
訪問歯科は保険医療施設の届出がある医院であれば、特別な届出を必要とせずに行うことができます。
一方、採算が合うのかという問題もあり、始める場合には十分に検討した上で判断をすることが大切です。
例えば、訪問先が施設であれば効率よく治療をすることができ、反対に在宅であれば距離があるほど収入が減ることになります。
特に医師一人の場合には訪問エリアが重要なポイントになり、継続的に口腔ケアまでフォローするとなれば歯科衛生士も必要です。
訪問歯科は、外来と異なり料金は約3倍程度になります。
治療内容によっては4倍程度までなることもあり、上手に時間を配備することで採算ベースに乗せることができます。
点数項目は外来に比べて多く、医療保険としては歯科訪問診療をはじめとして19項目あり、介護保険では歯科医師居宅療養管理科Ⅰ・Ⅱを含め4項目が上乗せになります。